咲くやこの花中学の受験を考え始めたら、どれくらいのレベルなのか偏差値が気になりますよね。
しかしネットで出ている偏差値の情報にはばらつきがあり、どれくらいのレベルなのかわかりにくいと思っている方もいるかもしれません。
私の娘は咲くやこの花中学校に受験して、幸運にも合格しました。
入試情報と受験対策だけでなく、娘が実際どれくらいの偏差値で受験したのか、当日の入試での点数、周りの様子などについてもまとめました。
体験談になるので参考になるかはわかりませんが、この記事を読んで咲くやこの花中学を受験する場合の目安になれば嬉しいです!
咲くやこの花中学の偏差値は?
ネットで調べてみると、咲くやこの花中学の偏差値は55〜60ぐらいになっているのではないでしょうか。
咲くやこの花中学は、「ものづくり」「言語」「スポーツ」「芸術」と4つの分野に分かれています。
それぞれ20人ずつの募集で80人が定員です。
偏差値がわかりにくくなっているのは、分野によってに入試で求められるものがちがうからだと推測されます。
それでは入試問題について解説していきます。
入試科目の内容と配点
咲くやこの花中学の入試問題は、「適正検査Ⅰ」「適正検査Ⅱ」「作文」の3つです。
以前は面接があったようですが、作文に変更されました。
それぞれの配点です。
キーポイントは、全体の5割以上の配点を占める適性検査Ⅱになると思います!
適性検査Ⅰ
適性検査Ⅰは、国語・算数的問題です。
どの分野も同じ問題で、基礎〜応用問題といった感じです。
受験当日の娘の点数は45/50点でした。周りの友達の点数を聞くとだいたい40点以上で、7〜8割ほど取っている感じでした。
適性検査Ⅱ
適性検査Ⅱは、分野ごとに問題が違います。
適性検査Ⅱの配点はⅠ番大きいので重要になってきます。
ものづくり分野の人は、算数が飛び抜けてできる人が多いようです。
言語分野は、書く力が求められます。
スポーツ分野や芸術分野は、陸上教室やアート教室などに通ってそれぞれの分野に合わせた対策をしている人が多いようです。
娘の受験当日の得点は56/80点でした。
周りのものづくり分野の子は適正検査Ⅰでは差が出ず、適正検査Ⅱで差が出ているようでした。
芸術分野やスポーツ分野の子は、適正検査Ⅰで思ったほど点数が取れなくても、適正検査Ⅱで挽回できているようでした。
作文(自己表現)
作文は、志望動機や入学してから取り組みたいことが課題になることが多いようです。
大阪府が発表した「令和7年度大阪府立中学校入学者選抜方針」には、作文について以下のように書かれています。
2024年度の作文の入試問題です。
娘は、志望動機をきかれると思い準備していたのですが、問題が変わっていて受験当日あわてたようです。
しかし何度も作文の練習はしていたので、それを元に書くことができたと言っていました。
作文は毎年聞かれることが似ているので、ある程度準備することが可能です。
1番対策はしやすいと思います!
塾では、合格した人の作文の下書きを見せてもらえたのでそれを参考にすることができました。
娘は作文は12/20点で、周りの子は11〜16点ぐらいだったようです。
目標設定と過去問
娘は、7割点数を取れることを目標にしてきました。
塾での偏差値は、6年最後は67でした。
自宅では、過去問を購入して解きました。
6年分を2回取り組みました。
娘が購入したのはこちらの過去問になります。
6年分ついていて、プリント形式なので、解きやすく本番をイメージして取り組むことができました。
大阪府立咲くやこの花中学校 2024年度受験用 (中学校別入試対策シリーズ 4004)
合格に向けての受験対策
咲くやこの花中学は分野が中学校から分かれていることが特徴なので、分野ごとの対策が必要になってきます。
娘が実際にした入試の対策についてまとめました。
受験するかまだ決まっていなくても、実際に中学校へ行ってみることをおすすめします!
咲くやこの花中学では、オープンスクール・学校説明会・学校見学会を実施しています。
一年生から参加できるものもあるので、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
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